fc2ブログ

トークサロンvol.03 

6/4
トークサロンvol.03 
「 は ぐ く む 」

みかんぐみ 竹内昌義さん

NPO法人フリースクール
麻姑の手村 卓間光哉さん

のお二人をお迎えして
3回目のトークサロン「はぐくむ」を開催しました。

マルヤガーデンズのリノベーションに携わった

建築家の竹内さんに、マルヤガーデンズの空間が生まれるまでのお話を、

ガーデン0でフリースクールの子どもたちと野菜の販売をしている

「まこんて」の卓間さんには、ガーデンでの活動の様子や

フリースクールの子ども達自身のお話をして頂きました。

IMG_0105@_convert_20100615001335.jpg
[左:卓間さん/右:竹内さん]

マルヤガーデンズの環境やそこに訪れる人をはぐくむ、

フリースクールの子どもたちが社会に出るための環境をはぐくむ

という共通点で、空間をつくる側とつかう側のお二人をお呼びしました。

talksalon3-1_convert_20100615002403.jpg


自信を失っている子どもたちに対して学校のカリキュラムをなくし

「来たいときに来て、帰りたいときに帰る」学校をつくりたかったという

卓間さん。ガーデン0では販売している後ろに空間(にげ道)があったから

オープンから4日間、なんとかがんばれたという。



「全部理詰めでつくると息がつまってしまう、

ギリギリなスケジュールでガーデンをつくったりしたからこそ

この空間ができた。いまあるものを活かすリノベーションだからこそ

どうしてもうまくいかない部分がありながら、そこに空間のおもしろさ

が表れた。」という竹内さんに対し、

卓間さんも「管理されることを嫌がるフリースクールの子どもたちにとっても

この空間にいじれる部分があるのがいい。」

とおっしゃっていました。

talksalon3-3_convert_20100615002606.jpg




この日のスウィーツは、卓間さんのところでつくっている

いちごかるかん。もちもちのいちごかるかんを頂きながら

異業種のお二人ならではのトークをお聞きしました。

-----
トーク集

竹内さん

「計算されつくしたものに対する“あきちゃった感”がある。

なんだこれという驚きがあるのは、百貨店にとっては新しいこと。」

「ガーデンは、すごく意志が強い空間。“これがやりたい”というのが

反映される場所は、商業施設にはなかなかない。」


卓間さん

「フリースクールに通う子どもたちは“心が折れている状態”。

それは誰にでも起こりうることで、周りがどう関わるかが問題。」

「なぜ心が折れるスイッチが入ったかというのは、偶然としか

言いようがない。(社会の問題とも個人の問題とも言えない)」


スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR